2010/04/02(金)道はどこにある?
2010/05/03 8:12
れでぃーすえんじぇんとぅるめん
うぇるかむとぅーざしんかんせん
でぃすいずぁひかりすぅぱえくすぷれーす
ばうんどふぉーとーきぉ
大阪で、ひとつ面接を終えて、東京に向かっています。連チャンです。
……。
面接が終わって、最寄りの地下鉄駅に戻る間に、
チョコレートが食べたくなって、ファミマで買い物。
四つ橋線のホームの椅子に座って、電車を2回見送る間に、
明治の苺チョコ1枚と赤コーラのボトルを空けて、ようやく我に返った。
ううん……まずは、移動、するか……。消耗していた。
地下鉄に乗り込んでも、閉まるドアの向こうに見える、
ホームと列車の隙間に吸い込まれそうな錯覚を抱いくくらい。
……。
筆記試験も満足に答えられなかったし、
面接も、なんというか、手応えがなかった。
6対1。緊張で、言葉が繋がらない。
答えを用意していなかったわけじゃないけれど、
準備していた答えなんて、ほとんど口にできず、
「えー、と。なんて言うんでしょうか……」ばかり言っていた。
自分の答えに対して、ツッコミもたくさん頂いたし、
なんというか、自分の甘さを、まざまざと見せつけられる2時間半。
正直に話したとは思う。言葉面は正直に話した。嘘はない。
ただ、間の取り方などにはかなり失敗していて、
発した言葉をそのまま受け取ってもらえただろうかと、不安には思う。
聞かれたことに答えるだけでなく、もっと話したいことがいっぱいあったはずなのに。
いろいろやりたい、勉強したいという気持ちがあるんだけど
「何から手を付ける気ですか?」と言われれば、何からやればいいんだろう?
面接中にもかかわらず、自問してしまっていた。
そういえば、体系立てて勉強したことがなかったなぁと思う。
今まで、貪るように食い散らかすように、知識を、技術を身につけてきた。
手当たり次第に検索して、文献を、リファレンスを、コードサンプルを読む。
その上で、コードを書いてみて実行結果と共にそれをを咀嚼し、ライブラリに反映する。
そういうことの繰り返しで、ここまで来た。
「時間がなくて自分の研究ができないかもしれません?」
自分にとって、ゲームの仕事=研究と言える。
その部分を、うまくクリアにできなかった。
私としては、奥歯に物が挟まったような。
面接官の目には、私はガキくさい主張ばかり強い人間だと映ったかなぁ。
いや、実際、私はガキくさい主張ばかり強い人間なんだろうけれど。
「なんでゲーム業界以外を受けているのですか?」
視野を広げるため、とか曖昧な答え方をしてしまったけれど、何より人に会うためだ。
就職活動を通して、面接を通して、人に出会う機会を享受しようと考えたからだ。
こんな「その方面で仕事をしている人と話ができる機会」はそうそうないからだ。
出会いはどこに転がっているかわからなかからだ。
「ゲームをおもしろくするためにどんな努力をしていますか?」
え……。
……。
漠然とした迷いがある。僕の道はどこにあるんだ、という迷い。
1次の面接に来たときは、そんな迷いはなかった。
ただ、自分の道はそこにあるという、意識、確信のようなものがあった。
それが、いざ、未来が決まるかもしれないという場面に直面して、揺らいでいる。
迷っている。漠然とした不安を抱いている。いいのか、これで?
その迷いを抱いたまま、今日の面接に臨むことになってしまったのは、失敗だったなぁ。
東京はソメイヨシノが満開とか。……花見でもしてくかなぁ。