2009/04/15(水)神様のメモ帳
[extasin:4840236917:神様のメモ帳 / 杉井 光:「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる“ニート探偵”アリスはそう言った。高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ“エンジェル・フィックス”―すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー。]
読んだので。
まずはまぁなんというかこの主人公の情けなさ。前に読んだピアノもそうだったけど、この情けなさは杉井さんの主人公特有のものがある気がする。情けなすぎて逆に馴染めない気がするのは、同族嫌悪なのだろうかとすら。その割に挿絵の主人公は好青年過ぎてそのギャップが! 絵が綺麗すぎるなぁ。アリスかわいいよアリス。
「痴漢撃退マシーン」に「やっぱ返せ」と返せるのは結構コミュニケーション力がある気がするとか、細かいところで「ん?」と思ったりするのだけど、話の序盤中盤での主人公の心の動きは比較的しっくりくる。ニートっぽい思考というか。いや、主人公はニートではないのだけど。後ろ向き加減というか泥沼感というか。いやまぁ世の中のニートでない人がこの手の考え方をしないかどうかは私にはわかりかねるけど、共感?できる部分が多かったかなぁ、と。
そのしっくりきた感に比べると、終盤、主人公があっちの世界(?)に行っちゃうとこは、いまいちピンと来ないというか。まぁ、題材も題材なので、リアリティに欠けるのは仕方ないのかもしれない。
その後の展開も果たしてこうなるのだろうかという疑問も残った。なんかもうちょっと救われなくてもいいんじゃないかなぁとすら思ってしまうのは私がルサンチマン充だからか。それじゃあ世の中の多くの読者が納得しないのか、そういう話が好きじゃないのか、それはわからないけれど。うーん。まぁ、救われないとラノベにならないか。
ふと、ドクターペッパーのあの癖の強い味が恋しくなった。そういえば、こっちに引っ越してきてから全然見ないなぁ。
tira mi su. 花火みたい。☆4こ 続きも買ってみようかな。
ここから現実----
今日は大学で健康診断を受けた。174.2cm/55.1kg 身長体重はともかく、YO☆MO☆YA、高血圧判定で止められるとは思わず。関係あるかどうかわからないけど、ここしばらく眼圧の高さと睡眠不良と疲れやすさをずっと感じていたのでめちゃくちゃ不安になった……。
で、居残り血圧測定。15回ぐらい(www)測定してやっとギリギリの平常値上限が出たので、看護師さんに結果を提示すると「おめでとう!」って言われた件について。
こんなんで良いのか(^ω^? あくまで、健康診断証明書のためのもんなのか(^ω^? (^ω^? (^ω^? まぁ、結果はともかく、眼圧の高さや睡眠不良が解消されたわけではないし……うーん。日頃の不摂生がいかんよなぁ……。うーん。うーん。はふ。