2006/06/10(土)↓のこたえ
なんか、れびたんに朝飯前って言われたようなので答え書いておきます。
考えてみたいしとはまだ読まないでください。
(1)とりあえず、数Aの範囲では。
左辺-右辺≧0 にして、展開して因数分解すると、二乗の和の形になるので成立。実際やってみると……
(a2+b2+c2)(x2+y2+z2)-(ax+by+cz)2≧0
(a2x2+a2y2+a2z2+b2x2+b2y2+b2z2+c2x2+c2y2+c2z2)
- (a2x2+axby+axcz+byax+b2y2+bycz+cxaz+czby+c2z2) ≧ 0a2x2, b2y2, c2z2 は消えますね。
a2y2+a2z2+b2x2+b2z2+c2x2+c2y2-(2axby+2bycz+2cxaz)≧0
因数分解するために並べ替えます。
(a2y2-2axby+b2x2)+(b2z2-2bycz+c2y2)+(c2x2-2cxaz+a2z2)≧0
因数分解します。
(ay-bx)2 + (bz-cy)2 + (cx-az)2 ≧ 0よって成立。
等号条件は、ay=bx かつ bz=cy かつ cx=az
∴ a/b=x/y かつ b/c=y/z かつ c/a=z/x
∴ a:b:c = x:y:z のとき。(2)
A,B,Cの管で入れられた水の量は、それぞれ 1/14, 4/14, 9/14 である。A,B,Cから出る水の速さをそれぞれ a,b,c とおくと、
Aの管で 水槽の1/14 を満たすのに掛かる時間は 1/14a 分 (距離÷速さ!)
Bの管で 水槽の4/14 を満たすのに掛かる時間は 4/14b 分
Cの管で 水槽の9/14 を満たすのに掛かる時間は 9/14c 分合計36分掛かっているので、
1/14a + 4/14b + 9/14c = 36両辺に14を掛けて
1/a + 4/b + 9/c = 36*14 ……(A)ところで、題意を満たすには、
A,B,Cの管を使って14分後に水が溜まっていればいいので、
14(a+b+c)≧1 ……★
を示せばよいことになる。ここで(1)の式に、
a,b,c = √(1/a), √(4/b), √(9/c)
x,y,z = √a, √b, √c をそれぞれ代入すると(1/a + 4/b + 9/c)(a + b + c) ≧
(√(1/a)*√a + √(4/b)*√b + √(9/c)*√c)2これを整理して
(1/a + 4/b + 9/c)(a+b+c) ≧ (1+2+3)2ここへ(A)を代入
(36*14)(a+b+c) ≧ 36両辺36で割り
14(a+b+c) ≧ 1 ……★よって題意は示された。//
(1)の誘導問題、要らなかったですか?ω